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たまこさんのコンパス

右?左? 迷える誰か(?)の役に立つ情報発信していきます

一生に一度は登りたい富士山 〜はとバス富士登山ツアー本編

トラベル 富士山

私が参加したはとバス富士登山ツアーは、1泊2日、富士スバルライン5合目から吉田ルートで登り、8合目の山小屋で仮眠、ご来光を山頂で見るという超定番コースです。ツアーの詳細ははとバスのサイトをご参照ください(2017年のツアーはまだ未発表のようです)。

富士登山ツアー2016 | はとバス

 

このツアーは、地下鉄日比谷線築地駅または有楽町線新富町駅の近くにある銀座キャピタルホテル新館の前から出発します。出発が朝7時前なので、遠方の方はこちらのホテルに前泊するオプションもあります。ホテルのすぐ横にローソンがあるので、朝ごはんなどを調達できます。

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もう1か所、新宿西口(7:30発)でさらに人を乗せて、高速SAで一度休憩を挟みながら富士山へ向かいます。

 

到着すると富士スバルライン5合目は「祭りか?」と思うぐらい混雑していました。これから登る人だけではなく、下山してきた人、観光で立ち寄った人が入り混じっています。

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まずはここで1時間ほど自由時間。昼食をとったり、トイレに行ったりして、高度に体を慣らします。1時間ぐらいここで過ごしてから登るのが高山病予防にいいそうです。

お昼ご飯にラーメンを食べましたが普通に美味しかったです。後々喉が渇いてしまうので、スープは全部飲み切らない方がいいかと。 f:id:tzaleski:20170207111757p:image

昼食をとった売店兼食堂のトイレは50円かかりました。5合目の他の売店や食堂のトイレもだいたい50円のようです。山梨県が設置している無料のトイレは、売店などが並んでいる広場からは少し離れたところにあります。

 

再集合後、お世話になる登山ガイドさんが合流し、富士登山のスケジュールや注意事項の説明を受けて、いざ出発!

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気合を入れて出発したものの、吉田口5合目との合流地点まではほぼ平ら、いやむしろ緩やかな下り坂。なんとなく損した気分になります。

 

ガイドさんと一緒じゃなかったら、この辺りはものすごいスピードで歩いてしまいそうですが、それが失敗の素で、7合目あたりでバテてくるそうです。5合目までバスで到着するので忘れがちですが、すでに標高2,305mなので、どんなに平坦な道でもゆっくり歩く必要があります。

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富士山頂までたった6kmなんですね。6kmなのに所要時間は385分(6時間25分)。ちょっと気が遠くなります。

 

6合目まではこんな感じの緩やかな上り坂です。まだ樹木があります。

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前のブログでも紹介しましたが、6合目でガーナチョコのサンプリングをやっていました。ロッテの皆さん、すごく美味しかったです!ありがとうございました。

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チョコのサンプリングがあったからではないと思いますが、まず6合目で1回目の休憩。

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この6合目から先は本格的な「山登り」になります。

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5合目では雲がかかっていて山頂方面が見えなかったのですが、6合目からは雲が晴れて山の上の方がよく見えるようになりました。ただ、上の方まで見えるのは人・人・人。とにかくすごい人です。

 

途中短い休憩を挟みながら7合目の山小屋でトイレ休憩。トイレは基本的に200円の協力金を払い利用します(山頂だけ300円だった気が)。

この辺りから「頭が痛い」「気分が悪い」「息が苦しい」と訴える人が出てきます。最初の脱落者が出たのもここだと思います。

 

7合目から上は岩場が多くなり、私も少し息が切れるようになってきたので、深呼吸を意識しました。この辺りから持参したトレッキングポールも使い始めました。トレッキングポール、本当にお勧めです。手の力も使って登っていけるので、足の疲れが全然違いますし、バランスを崩すことがありません。

 

またバックパックのウエストベルトのポケットやズボンのポケットなどに飴などを入れ、エネルギー補給しながら登りました。斜めがけできるペットボトルホルダーがあると水分補給も歩きながらできるのでおすすめです。とにかく意識してこまめにエネルギー補給&水分補給しましょう。

 

7合目と8合目の間で少し雲が出てきたことから、ガイドさんからレインウエアを着用するよう指示がありました。私はここでフリースも着用しました。

 

山頂まで約3km、8合目の山小屋まではもう少しというところで、なかなか急な岩場になります。仮眠前の最後の頑張りどころです。

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岩場を登りきって、仮眠をとる8合目の「太子館」に到着です。ここまででも、十分達成感があります。 f:id:tzaleski:20170207112004p:image

一面の雲海。これだけ雲があると下界からは富士山は見えていないんでしょうね。雲の上にいる優越感に浸れます。

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太子館の晩ご飯は、カレーライスとおかずでした。美味しいとは言いませんが、それなりに食べれます。山小屋の食事にこれ以上のものは求めてはいけませんね。男の人だと少し量が足りないかもしれません。

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仮眠スペースは想像しているより狭いです。天井が低いため余計窮屈に感じるのだと思います。一人に一つ寝袋が用意され、その寝袋のスペースが荷物置き場も含めた個人スペースになります。

 

このような環境ですので、山小屋でぐっすり眠るというのは、なかなか難しいと思います。おそらく山小屋の環境のせいだけではなく、「富士山に登っている」という非日常の興奮状態にあるせいもあるかと思います。

 

中には速攻眠りにつかれる方もいらっしゃいましたが、先に眠りにつかれた方に限っていびきをかくもの。余計眠れなくなります。山小屋の仮眠は眠れたらラッキーぐらいに思って、前日にしっかり寝ておくことをお勧めします。

 

眠れなくても、アイマスクと耳栓をつけて横になりましょう。全然寝ていないと思っていても横になっていると意外と休めているものです。

 

また仮眠前に一度メイク落としシートで顔を拭いて日焼け止めと埃を落としたり、汗拭きシートで首や脇などを拭いたりしてリフレッシュして翌日に備えましょう。

 

ここの山小屋で山頂行きを諦める人もいました。ここからもご来光がきれいに見えるそうで、体調によっては、それも一つの選択肢だと思います。

 

もともと夜中1:30頃出発という予定だったと思いますが、出発時間が早まって0:30頃出発になりました。富士登山人気で人が増えて、ご来光渋滞がどんどん激しくなり出発時間が年々早まってきているようです(今はもっと早く出発しているようです)。

 

8合目からの真夜中登山はなかなか新鮮な体験です。ヘッドライトで足元を照らしながら一歩一歩登ります。というか、8合目から上はずっと渋滞していて、一歩一歩しか進めません。個人で来ていても自分のペースで歩くことはほぼ不可能で、有無言わさず渋滞に巻き込まれます。

 

写真はありませんが、この日は星空がものすごく綺麗で、流れ星がたくさん見れました。

また御殿場市の夜景もなかなか綺麗です。あちらから富士山を見上げると私たちのヘッドライトがずっと連なっているのが見えるのでしょうね。むしろそれを見たいと思ったりもしました。

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9合目まできました。もう少しです。この9合目の手前(8合目5勺)に最後の山小屋御来光館があります。同じツアーグループの最年少の男の子(6歳ぐらいだったと思います)はここで断念。登山ガイドさんが山小屋に交渉してここで仮眠できることになりました。ここまでよく頑張りました。ここから先は動けなくなると本当にどうしようもなくなるので、体調が悪ければ無理はせずに申し出ましょう。

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私も9合目過ぎたあたりから息切れと軽い頭痛が出てきました。ヨガのクラスで習っている呼吸法を参考に、とにかく吐く息を意識して細く長く吐くようにして登りました。体を動かしているせいか「寒い」という感じはありませんでした。

 

二つ目の鳥居を超えたら山頂です。

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ついに山頂に到着!

が、なんとなく山小屋に着いた時の方が達成感があったと思うのは気のせいでしょうか。山頂では達成感よりもご来光に間に合ってよかったという安堵感の方が強かったように思います。

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山頂はかなり広いので、人が多くてもご来光を見るスペースは十分あります。

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気温0度の中、ご来光を待ちます。待っている間は寒いです。どんどん体温が奪われていきます。使い捨てカイロと簡易座布団の持参をお勧めします。

 

うちのダーリンの時計には高度計が付いているので高度を確認。最高点(剣ヶ峰)よりも30mほど低いところにいるようです。

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だんだんと夜が明けてきて、山中湖が見えてきました。

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雲の中から太陽が出てきました。

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待ちに待ったご来光です。ご来光を見るとちょっと達成感を感じます。

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ご来光と一緒に写真を取ろうとするとこのように顔が全然見えなくなってしまうので・・・

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少し斜めになって撮ったほうがいいですね(私の腕ではこれが限界)。

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ご来光の後は山頂で少しだけ自由時間があり、売店・食堂で温かいものを注文することができます。

そういえば富士山頂って浅間大社という神社の奥宮境内、つまり私有地なんですよね。なんだか不思議。

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このツアーは山頂でご来光を見るというのが目的ですので、山頂の滞在時間はそんなに長くなく、あっという間に下山を開始します。帰り道はずっとこんな感じで退屈です。

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無事に5合目まで降りてきてところで、お世話になった登山ガイドさんとはお別れ。なんとガイドさんはこの日夕方頃からまた別のグループと一緒に登るとのこと。私もさすがに今日の午後は無理ですが、明日ならもう一度登れると思うぐらい元気でした。

 

ここでまた少しだけ自由時間があり、お土産を買ったりできます。世界遺産登録記念のイベントをしていたので、新聞を作ってもらいました。

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再集合後、温泉へ。

私たちは比較的早く着いたので、洗い場もそんなに混んでいなかったのですが、私がシャンプーなどを済ませお風呂に入ろうとする時には洗い場が長蛇の列になっていました。何台かのバスが同じタイミングで着いてしまったのでしょうね。お風呂の後のビールの美味しかったのは言うまでもありません。

 

で、家に帰って体重計に乗ってみるとなんと体重が2kgほど減り、なおかつ体脂肪も4%ぐらいダウンしていました。富士登山は、それだけエネルギーを消費するということなんですね。「富士登山ダイエットが流行るのでは」と思いましたが、なぜか体重も体脂肪も登山後特別に暴飲暴食した訳でもないのに1日であっという間に元に戻りました。不思議です。

 

富士登山は一生の思い出になること間違いありません。

個人旅行が好きな私ですが、初めての富士登山は登山ガイドさん同行のツアーに参加してよかったと心から思いました。おそらく自分たちだけだとペース配分ができず高山病になるか、高山病にならなくても山小屋の出発時間の見極めができずご来光に間に合わなかったと思います。

 

次に登ることがあれば、吉田ルート以外のルートで、ご来光の時間を外して自分たちで登って見たいなと思っています。

 

ぜひ今年こそ富士山へ。

装備や持ち物などはこちらをご参照いただき、しっかり準備して登りましょう。

tamakosan.hatenadiary.com

 

 

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*こちらのブログは2013年8月に富士山に登った時のものです*

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