たまこさんのコンパス

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一生に一度は登りたい富士山 〜プランニング編

屋久島と同じく、「一生に一度は」と思うのが富士山。

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でも一般人が入山できる期間は約2ヶ月ほどと非常に短く、気がついたら登山シーズンが終わっていたという人も多いのでは。富士山は関東や関西からだと通常の週末2日間で行って帰って来れるため、逆にいつでも行けると思ってしまうのが敗因かと。

 

そうです、富士山に登るには「今年は絶対に登る!」という決断と早めの計画・手配が肝心です。

 

本格的に登山をされている方が一緒に登るなら別として、初心者の方には旅行会社が企画する登山ガイドさん同行の「富士登山ツアー」に参加することをお勧めします。私は自由な個人旅行が好きですが、富士山はツアーで行って良かったと心から思いました。

 

そもそも富士山は公共交通機関では行きにくく、また登山シーズンはマイカー規制を行なっているため、5合目までは個人の車では行くことができずシャトルバスに乗り換える必要があります。ただ、私がツアーを強くお勧めするのは、5合目までの足の確保が理由ではなく、5合目からの登山を安全に遂行できること、無事に頂上につける可能性が高いことが理由です。

 

富士山の標高は3,776m。普通であれば、私を含め、せいぜい標高2,000mぐらいの日帰り登山しかしたことのない初心者がホイホイ登る山ではないと思います。それが富士山の場合、5合目までバスなどで行くことができること、登山ルートが整備されていること、山小屋やトイレが整備されていることから初心者でも登ることができてしまいます。それでも標高3,776mの山であることには変わりないため、登るときは色々と気をつけなくてはならないことやマナーがあり、それがわからない初心者は登り慣れているガイドさんと一緒に登るべきだと思います。

 

ガイドさんたちはガイド同士連絡を取り合い、常に状況を確認し、登頂を成功させるべく最善を尽くしてくれます。それでも登る前に、天候等により山頂まで行けない可能性もあると説明を受けました。天候が悪い場合、山頂にアタックするべきか、しないべきかの判断が初心者には難しいと思います。富士山は高尾山や六甲山に登るのとは全く違いますので、登山ガイドさん同行のツアーへの参加を強くお勧めします。

 

ツアー料金は催行会社によりピンキリですが、山小屋で仮眠してご来光を見る一般的な行程であれば、高いツアーの値段でも個人手配と変わらないくらいかむしろ安いくらいです。

 

すでに予約受付を開始されている旅行会社さんもあるようですが、春頃になるとほとんどのツアーが出そろうかと思います。できれば7合目ではなく、8合目の山小屋に宿泊予定のツアーが良いと思います。というのも8合目につく直前が割と角度のある岩場になっていているので、できればここを登りきってから仮眠をしたいところ。7月末〜8月の週末は混み合うと思いますので、ぜひ早めに予約しましょう。

 

ーーー参考(2017年1月26日現在)ーーーー

私が参加したはとバスのツアーは2017年のツアーはまだ発表されていないようです。

富士登山ツアー2016 | はとバス

追記(2017年5月)

2017年のツアーの申し込みが始まっています。

https://www.hatobus.co.jp/dom/feature/fuji/?c_id=

 

登山ツアーを多く企画されているクラブツーリズムはすでに予約を受け付けているようです。

富士山登山ツアー・旅行|クラブツーリズム

 

ーーー富士登山の最新情報はこちらからーーー

富士登山オフィシャルサイト