大感動モニュメントバレーの旅 Vol.3 〜絶対立ち寄るべき絶景スポット
ラスベガスからモニュメントバレーまで、グランドキャニオンの上を通るルートを選んだ場合、絶対に立ち寄ったほうがいいのが、ホースシューベンド(Horseshoe Bend)とアンテロープキャニオン(Antelope Canyon)。
この2か所はモニュメントバレーまで行く道中の町ペイジの近くにあります。ラスベガスからペイジまで5時間ぐらいかかります。
私たちはまずホースシューベンドに向かいました。ホースシューベンドというのはその名の通り、コロラド川が馬の蹄のような形に湾曲しているところで、どちらかというと観光する人が増えて観光地になったという感じです。
ですので、派手な案内はなく、わかりにくいのですが、スマートフォンのマップアプリを頼りに、川が蛇行している場所を目指します。
一応ささやかな看板があり、車がたくさん停まっているので、よほど早朝や夕方でない限りわかると思います。駐車場があり、そこから少し歩きます。この時点では、川は全く見えません。
駐車場から15分ぐらい歩いて行くと.....
おー
これは絶景。
コロラド川はなんでここでこういう風に蛇行したのでしょうか。地盤の関係かしら。とにかく自然が作り出した光景に圧倒されます。
ここはフェンスなどは全くないため、自己責任でギリギリまで行くことができます。
この先、まだまだ絶景が待っているので、あまりチャレンジし過ぎない方がよいかと。いつ崩れるか誰にもわからないので。
写真にこだわる方は、APS-Cの18mmのレンズだと私のように端が切れてしまい、全体を写すことができません。10mmぐらいのワイドレンズだと全体を収められると思います。この時は持っていなかったのですが、スマートフォン用のワイドレンズでもたわみは出ますが、全体を撮れると思います。
さて、次の絶景立ち寄り先は「アンテロープキャニオン」。こちらはもともとこの旅を計画するきっかけとなったコヨーテビュートノースで見られるマーブル模様に近いものが見れる・・・はず。
よく調べるとアンテロープキャニオンには「アッパー」(上部)と「ロウワー」(下部)の2か所があるらしく、「ロウワー」の方が徒歩で歩け、時間の縛りがなさそうだったので、ロウワーアンテロープキャニオンに行くことにしました。
こちらはホースシューベンドとは違い、ナバホ族の方がしっかりと管理され、個人で勝手に見て回ることはできません。
こちらでツアーの申し込みをします。大人一人20ドルです。お水付きです。じっくりと時間をかけて、三脚を使った写真撮影をしたい方はフォトツアー(大人一人50ドル)に申し込みましょう。
10分程度待ったところで、ツアーに出発です。
こんな感じの何もないところを歩いていきます。「あれっ、マーブル模様はどこに???」とちょっと不安になります。
そしてまさかのこの溝に入っていくという意外な展開。
すると内部は・・・・
おー、絶景。
写真よりも実際の方が何倍も感動します。
このアンテロープキャニオンは、上流の方で降った雨がここを流れることにより形成されたものとのことで、今でも上流の方で雨が降るとサイレンが鳴りツアーは中止になります。 ガイドさんはナバホ族の若者。色々な話をしてくれます。
こんな狭いところを通ったり
所々急な階段もあるので、しっかりとした靴を履いて行きましょう。
そして、また溝から出てツアー終了です。
ここまでですでに思うのが・・・・アメリカ、すごいな。スケールが・・・。
この後、もっともっとスケールの違いに圧倒されることになりますが、続きは次のブログで。
ちなみにお酒を飲まれる方。このホースシューベンドとアンテロープキャニオンに近いペイジという町のウォルマートがモニュメントバレーに向かう道中でお酒を買える最後のチャンス(私が知る限り)になります。
ナバホ族の居留地は基本的に禁酒です。が、観光客がこっそりと持ち込んで飲むことは目をつぶってもらえる模様(問題にならないよう飲んだ後の缶やビンを持ち帰るようにしましょう)。お酒以外の飲み物や食べ物は、モニュメントバレーに一番近いカイエンタという町のスーパーで買えますが、カイエンタはどっぷりナバホ族の居留地のためお酒は置いていません。
こっそりと飲みたい方はペイジの町で購入してモニュメントバレーに向かいましょう。