大感動モニュメントバレーの旅 Vol.6 〜バレーロードとフォレスト・ガンプポイント
モニュメントバレーは隆起した約2億7千万年前の地層が、約5千万年ぐらいかけて雨風にさらされ風化し、今のような形になったと言われています。
5千万年っていったい・・・。なかなか普段はお目にかからない年数ですよね。ちょっと調べると5千万年前は始新世と呼ばれる時代で、哺乳類の祖先が誕生した時代とのこと。海辺で生活していたクジラの祖先が進化し、海の生活に完全に適応したのもこの時代なんですって。
モニュメントバレーで見られる台形状のものが「メサ」、メサが削られ細長い形になったものが「ビュート」と呼ばれ、今も少しずつ風化・侵食され、所々新しく削れたり、崩れたりしているようです。
こちらがメサ。
こちらがビュートですね。
モニュメントバレー内はバレーロードという道が整備されていて、その範囲内であれば自分の車で回ることができます。
こんな感じの道路で舗装はされていませんが、そこそこ整備され、雨が降らない限り普通の車でも問題ありません。
この道から外れて奥の方まで見たい方はツアーに参加する必要があります。馬に乗って周れるツアーもあります。
私たちは自分たちの車で周ることにしました。とにかくどこも圧倒される景色ですが、所々にビューポイントの看板があり、写真を撮りながら周ります。
こちらはスリー・シスターズと呼ばれていて、3人の修道女が並んでいるように見えるからとのことですが、むむむ、修道女に見えない・・・ 笑
こちらはジョン・フォード・ポイント。車を停めるところがあり、そこから少し歩いて行くと撮影スポットがあります。
キューブと呼ばれる岩。これが崩れた時は地鳴りがしたに違いない。
結構写真を撮るポイントが多いので、距離はさほどありませんが、時間がかかります。
キャビンから見える景色をちょうど裏側からみるかんじ。
そろそろ終盤です。
バレーロードを回ったあとは、一度モニュメントバレーエリア内から出て、「フォレスト・ガンプ ポイント」を探しに163号線を北上しました。映画「フォレスト・ガンプ」で主人公のフォレスト・ガンプが何年も走り続けたあと、突然立ち止まって、走るのをやめたところです。
ここを探すのに少し時間がかかりました。基本一本道なので間違いはないはずなのですが、行けども、行けどもそれらしき景色になりません。こちらは勝手に観光客が「フォレスト・ガンプ ポイント」と呼んでいるだけなので、マップアプリでは探せません。やや諦めかけた時、前方に車が何台か停まっています。バックミラーを見ると、おぉ、それっぽい景色!!!
私たちも車を停め写真撮影。
見つけられてよかった〜。モニュメントバレーから30分ぐらい走ります。結構遠いいですので、途中で引き返さないようにご注意ください。
モニュメントバレーは、ラスベガスから1泊2日で来れますが、本当に見どころ満載なので、2泊3日以上で計画されるのがオススメですよー。