バルセロナ一人旅 Vol.7 ~グエル公園で朝食を 本編
グエル公園のチケットの手配、アクセスはこちらの2つのブログを読んでいただくとして・・・
実はグエル公園に「いつ行くか」ということで少し悩みました。
というのもガイドブックや行かれた方のブログなどを読むと、人が多すぎて公園のシンボル的な存在のドラゴン(公式ページの英語版ではドラゴンになっていますが、どう見てもトカゲ)と写真を撮るのが大変なので朝一番に行ったほうがよいと書いてあるのですが、初日の朝一番はサグラダ・ファミリアに行く予定だし、できれば初日に行っておきたいし、でもせっかく行って人だらけだったら嫌だし、うーん・・・・
悩んだ結果、私は初日の夕方と2日目の朝一番、2回行くことにしました。
やはりサグラダ・ファミリアとグエル公園は両方とも初日に行っておきたかったことと、夕焼けの空をバックに写真を撮りたかったこと(夕日は逆の方向に沈むのでテラスからは見れません)から初日の夕方に予約して、さらに初日混んでいて全然ゆっくりできなかったときのため、あるいは雨が降ったときのための保険として2日目の朝一番を予約しました。
実は初日にゆっくり見れたら2日目は行かなくてもいいなと思っていたのですが、しっかり2日とも行きました。理由は初日に混んでいてゆっくり見れなかった訳ではなく、グエル公園がとっても気に入ってもう一回行きたいと思ったからです。
グエル公園自体はとても広いですが、有料ゾーンはそんなに広くありません。有料ゾーンだけであれば、1時間ほどあればすべて見れてしまいます。バスで行くと上のギリシャ劇場広場のテラス側から、地下鉄やタクシーで行くと下のドラゴン側から見ていく感じになります。
夕方に行った時も朝一番で行った時も一通り回りました。
ギリシャ劇場広場のテラスの様子
夕方はやはり混み合っていましたがそれほど気になりません。写真的には人がいるほうがベンチになっていることがわかるので良いように思います。
朝一番はやはり人が少ないですねー。
でも20分ほどすると韓国の団体ツアーの方々が次々やってきてかなりにぎやかになりました。気が付くと韓国のおばちゃんに囲まれる場面も(笑)。かなり騒がしいですが、長く関西に住んでいた私は前から韓国のおばちゃんは大阪のおばちゃんに似ていると思っていて、結構好きです(笑)なんかかわいらしい。
有料ゾーンはイメージ的に2階建てになっていて、テラスからドラゴンのある下のエリアに階段またはスロープを降りていきます。
階段はこんな感じでテラスの下に通じています。テラスの下のモザイク模様も素敵。
スロープのほうは柱が印象的。
正面入口を挟んで管理人室(ギフトショップ)と守衛の家が並んでいます。
お菓子の家がイメージされているということで、とにかくかわいいです。ギフトショップはとてもこじんまりしていて、ここでお土産を買うという感じではありません。また守衛の家は中に入ることができます(私は入りませんでしたが)。
そして人気のドラゴン。いや、どう見てもトカゲでしょ。
朝一番はもちろん空いていましたが、夕方行った時もツーショット写真は問題なく撮れました。ちょっとタイミングを見る必要はありますが、どんなに混んでいる道路も待てば必ず車の切れ目があるのと一緒で、少し待てばチャンスがきます(夏の観光ピークシーズンはそうはいかないかもしれませんが)。
記念写真を撮ったところでまたテラスに戻ってお目当ての夕焼けの写真を狙いました。
が、残念ながらこの日は真っ赤な夕焼けにはなりませんでした。でも日が暮れていき、灯りがともり始める公園は十分素敵でした。この時間に来てよかったと思いました。
一方朝はというと・・・
あちゃー、完全逆光。この景色で記念写真を撮りたい方は朝行ってはいけません。風景写真としてなら逆光を利用して面白い写真が撮れるかもしれませんが。
でも朝一番に行ったときにはお勧めしたいことが。それは
「グエル公園で朝食を」
テラスのベンチで持参したコーヒーとエンサイマーダの朝食をとりました。
あ~贅沢な気分♪
空いている朝一番だから許される感じですね。
正面入口入ってすぐのギフトショップの前にカフェもありますので、そちらで朝食をとるのもいいかもしれません。
グエル公園は「公園」なので、ガツガツ観光するよりは少しゆったりした気持ちで散策するのをお勧めします。
人によると思いますが、写真を撮るのが好きな人、建築・デザインが好きな人は1日中いても飽きないと思います。私は次にバルセロナに来た時も必ずグエル公園は訪れたいと思います。もちろん朝食持参で(笑)。