バルセロナ一人旅 Vol.6 ~グエル公園で朝食を アクセス編
グエル公園は街の中心部からは少し離れていて、しかもかなりの高台にあります。
ガイドブックは「地下鉄LESSEPS駅」を最寄り駅として案内しているものが多いですが、いやいや遠いでしょ。
距離的には1kmちょっとという感じですが、坂が半端ではありません。夏なんて、きっとたどり着くころには汗だくで、見学の気力を失っていること間違いなしです。
ということで、グエル公園に行くにはバスをお勧めします。バスって地下鉄に比べるとなんとなく使いこなしにくい印象ですが、カタルーニャ広場からグエル公園までのバスは本数も多く、観光客が多く利用しているため難しくありません。
グエル公園に行くバスは24番のバスで、カタルーニャ広場近くでは、百貨店エル・コンテ・イングレスのすぐ前にバス停があります。空港バス停留所とほぼ同じところです。
バスは1回一律2.25€(2016.11現在)で、地下鉄の10回券なども共通で使えます。前乗りで、1回券は運転手さんに2.25€(2016.11現在)渡すとレシートのようなチケットを発券してくれます。地下鉄と共通の10回券などをお持ちの方は運転手さんの少し後ろのポールについている機械に切符を差し込み印字してください。
この24番のバス、ひたすらグラシア通りを上がって行きます。ですので、カタルーニャ広場ではなくても、グラシア通りにあるバス停ならどこからでも乗れると思います。
地下鉄LESSEPS駅のところで右に曲がるのですが、ここからちょっと迷走します。地図アプリで見ているとグエル公園を過ぎてしまったと焦るかもしれませんが、グエル公園の東側の坂を上って行きますので焦らず乗ったままでいましょう。
こちらのサイトにルートマップがあります。イメージを掴んでおいた方が安心ですね。
TMB Maps - Transports Metropolitans de Barcelona
このバス、グエル公園に行く観光客が多く利用しますので、グエル公園に停まらないということはないと思いますが、もし乗っているバスに誰もいない、もしくは観光客らしき人が乗っていない場合は、運転手さんに「パーク グエル」と言っておくとよいですね。
ちなみに私は乗ったときに「グエル公園に行きますよね」と運転手さんに確認したところ「英語はわかるか?英語で案内があるから大丈夫だ」と言われましたが、実際グエル公園の停留所でそのアナウンスは聞き取れませんでした。でもみんな一斉に降りるので降りそびれることはないと思います。
写真のバス停は街に戻るほうのバス停です。街からのバスはこの向かい側のバス停に停まります。
グエル公園のバス停はグエル公園の東端にあり、チケットを事前購入していない人はこちらで購入します。でも日本から旅行で訪れるなら、時間を有効に使えるように事前予約を強くお勧めします。
東の入口から公園に入るとしばらく無料ゾーンですので、ここではチケットは見せる必要がありません。有料ゾーンの入り口まであまり案内がなく、「あれっ?こっちでいいのかな」という感じになりますが、ピンク色のガウディの家博物館を横目に少し歩くと有名な波打つテラスが見えてきてホッとします。
係りの人にチケットを見せると「こっちに並んで」とか「あっちから入って」と指示してくれます。
さて、帰りですが、帰りはバスではなく、地下鉄または徒歩をお勧めします。
有料ゾーンを見学したあとまたバス停のある東の入口まで戻るのは無駄な気がしますし、正面から出て写真も撮りたいですよね。
そしてなんといっても帰りは坂を下るだけなので、楽ちんなのです。坂を降りていくと大きな通りにぶつかりますので、そこを右に曲がりしばらく進むと地下鉄LESSEPS駅に着きます。途中カワイイTシャツ屋さんがあり、立ち寄ると1枚18€とお手頃だったので、思わず1枚買ってしまいました。
また、普段歩きなれている方はLESSEPS駅で地下鉄に乗らず、グラシア通りを下っていきましょう。LESSEPS駅からしばらくは狭い道路なのですが、この両側にものすごくおいしそうなパン屋さんがいくつもあり、バルセロナのちょっとおしゃれな人たちの生活が垣間見えたりします。
そうこうしているうちにカサ・ミラ、カサ・バトリョが見えてきて、ショッピングエリアに入ります。ここまで来るとカタルーニャ広場はもうすぐ。
もし疲れたら途中で24番のバスに乗ることも、地下鉄に乗ることもできるのでぜひ歩いてみてはいかがですか。
!注意!
土曜日、日曜日の朝はバスの本数が少ないです。私も土曜日の朝、バス停に着いて知りました。しかも時間になっても来ないし・・・。なんとか間に合いましたが、土曜日、日曜日の朝9時前のバスに乗りたい人は前日にでもバス停で調べておいたほうがよさそうです。
この写真の時刻表は私が訪れた時のものですので、最新のものを現地で確認してくださいね。
バルセロナ一人旅 Vol.5 ~グエル公園で朝食を チケット予約編
バルセロナのもう一つの大人気観光スポット、グエル公園。あのお菓子の家みたいな建物が建っている公園です。
まずは予約(事前チケット購入)と行き方をご紹介したいと思います。
そもそもグエル公園ができた経緯、ガイドブックを見るまでまったく知らなかったのですが、まさかの失敗した宅地造成跡地なんですって。全然売れなかったので、のちに市が買い取って公園にしたそう。そんなことってあるのね。もし今宅地として売りに出されたらものすごく高く売れそうなのに。グエル伯爵&ガウディ、時代を先取りしすぎたのね。
グエル公園もサグラダ・ファミリアと同じように公式ホームページから事前予約ができます。「公園なのに予約が必要なの?」と思われるかもしれませんが、有料で時間指定で入場するエリアがあり、そのエリアに入らないと「グエル公園に行った」感じが全くしません。もちろん現地でもチケットが買えるのですがこんな感じで混んでます。
ということで事前予約が断然お勧めです。
公式ホームページから事前購入すると7€と1€お得。こちらもカタルーニャ語とスペイン語と英語のサイトがありますので英語サイトから予約しましょう。
英語はちょっと自信がないという方にお勧めなのは日本語で手配ができるVoyagin(ボヤジン)さん。
もともと外国人旅行者向けに「茶道体験」とか「相撲部屋の朝稽古見学」などちょっとユニークな体験型ツアーを提供されていた会社ですが、最近は海外のチケット手配も手がけてるんですって。知らなかった。値段も自力で購入するよりは割高ですが良心的な設定なので、不安なく手配したい方はこちらからどうぞ。
「自力で頑張る!」方、公式ホームページからの予約はこんな感じです。
上のブルーのバーにある「Buy tickets」をクリックするか、下の3つのボックスの一番右の「ONLINE TICKET」をクリックします。
次の画面で個人申込の場合は「Individual purchase」を選択。
次の画面で
1 アクティビティ 入場券は「Access to the Monumental Zone Park Guell」です
2 券種 大人の方なら「General ticket」を選びます
3 カレンダー 行きたい日を選びます
4 時間 行きたい時間を選びます
次の画面で名前やメールアドレスなどの個人情報を入力し、あとは決済するだけです。決済が済むとチケットのPDFが添付されたメールが送られてきます。
グエル公園はかなり高台にありますので、せっかく行ったのに入場できないということがないよう事前予約しておきましょうね。
グエル公園へのアクセスは次のブログで。
バルセロナ一人旅 Vol.4 ~何はともあれサグラダ・ファミリア ★ナイト編
サグラダ・ファミリア内部の見学は18時(夏は19時)までしかできませんが、夜のライトアップを見逃してはいけません。昼とはまた全然違う雰囲気で、見に行く価値大です。
私が夜に見に行った理由はもう一つ。
「逆さサグラダ・ファミリアを写真に撮りたい!」
サグラダ・ファミリアの東側(生誕のファサード側)の公園には池があり、その池にサグラダ・ファミリアが映り込んでいる写真をガイドブックで見ていたので、私もその写真を撮りたくて公園に行ってみると・・・
「映ってない・・・」
最初、太陽の向きの関係かと思いましたが、池の水が緑色だったので、おそらく池の藻が繁殖しすぎて映り込まなくなってしまったもよう。これは夜にもう一度来てみるしかない。
もしかすると夜も同じく逆さサグラダ・ファミリアは映っていないのなのかなぁと諦め半分行ってみると・・・
「映ってるーーーーー!!!」
大興奮でシャッターを切ったのは言うまでもありませんが、写真を撮り終わった後もしばらくその美しさに見とれていました。
サグラダ・ファミリアはカタルーニャ広場から徒歩20分ちょっと(歩くのがゆっくりの方、方向感覚がよくない方は30分ほど見てくださいね)ですので、夕食後のお散歩がてら夜のサグラダ・ファミリアを訪れてみてはいかがですか。
サグラダ・ファミリアへの道中も、公園も治安に不安を感じることはまったくありませんでした。ただ念のため比較的早い時間(私は20時頃行きました、夏だともっと遅い時間にならないとライトアップされないですが・・・)に行くのをお勧めします。
バルセロナ一人旅 Vol.3 ~何はともあれサグラダ・ファミリア 本編
サグラダ・ファミリア大聖堂 Basilica de la Sagrada Familia は、スペインを代表する建築家アントニ・ガウディの代表作。
1882年に着工され(ガウディは着工翌年に設計を引き継いだとのこと)、100年以上たった今もまだ建設中。2026年(ガウディの没後100年目の年)の完成を目指しているそうです。
サグラダ・ファミリア大聖堂への入口は、私が行ったときは生誕のファサード側でした。どうも時々変わるようですが、チケットを見せると「こっちよ」、「逆側よ」等々案内してくれます。
*チケットの事前購入方法はVol.2参照*
プリントアウトまたはスマートフォンで表示したチケットを見せて入口に並びます。入場すると大聖堂に向かって右手にオーディオガイドの貸出ブースがあるので、そちらでチケットを見せてオーディオガイドを借ります。オーディオガイド、日本語があります。
オーディオガイドの貸出ブースの横には完成予想模型があり、ここから見学スタートです。
さて、さっそく大聖堂の中に・・・、とはなりません。と言うのも、入口が生誕のファサード側なので、入るまでに見どころ満載でなかなか中に入る気になれません。
美術館で彫刻を見る感じ。でも上の方にあるので、ばかみたいに口を開けてぽかーんと見とれることに。要注意です(笑)
やっと入ろうとすると今度は扉の装飾に唖然。よく見るとテントウムシなどの昆虫類が隠れています。いも虫的なものもチラホラ。
やっと中にはいると今度はステンドグラスの美しさにやられ、またまたぽかーんと見とれることになります。
ここで一つポイント。
サグラダ・ファミリア大聖堂は入口から敷地内に入って、最後に敷地内から出るまで、大聖堂の中に入ったり、出たりできます。また塔には一度しか上がれませんが、塔に上がったあともまた大聖堂の中や地下博物館をゆっくり見ることができます。
私はそれがわからなかったため、塔に上がる時間(9:15)の予約が過ぎているのがわかっていましたが、「もしかすると戻れないかもしれない」と思い、中をある程度見て30分遅れぐらいで塔に上がるエレベーターを探し始めました。すでに大幅に予約時間を過ぎているためか、エレベーター係が私のチケットのバーコードをスキャンするとエラー音が。特に問題なく通してくれましたが、人によっては「ダメ」ということもあるかもしれませんので、塔に上がる予約時間になったら、まずは塔に上がって後からゆっくり大聖堂を見ることをお勧めします。
塔に上がるエレベーター
等に上がると特に展望スペースなどはなく、塔と塔をつなぐ橋を渡るといきなり階段を降り始める感じです。
ガウディは自然界にあるデザインをサグラダ・ファミリアに取り入れているとのことで、このらせん階段はカタツムリかな。
大聖堂の中は森の中にいるイメージで柱は樹木が天に枝を広げているようにデザインされているとのこと。
受難のファサード側の扉はびっしりと文字が刻まれています。
受難のファサード側の彫刻はモダンで直線的。キリストの苦しみを表現しているとのことで確かに全体的に重く・暗い感じです。
外に出て鐘楼も見てみましょう。先端ですら手抜きなし。本当に一つ一つに意味があるようです。なんかブドウがあふれ出していますね。
とここで、ふと、オーディオガイドはあまり役に立っていないことに気付きました。おそらくどちらかというと視覚に頼る私、目に入ってくるもので気が散ってオーディオガイドが言っているポイントがどこかよくわからない、ピンとこないことが原因かと。
少し英語がわかる方なら、オーディオガイドを借りずに地下博物館に行って、その歴史、建築方法、ガウディの発想・思いなどを学んだあともう一度戻ってじっくりと見ることをお勧めします。3分ぐらいの動画が流されていますが、それを見てから大聖堂に戻るときっと新しい発見が色々あると思います。
英語が苦手な方は、事前に図書館などで下調べしていくと見えてくるものが全然違うと思います。
時間もお金もある方は話のタネに塔に上ってみても良いと思いますが、時間が限られている方、あるいは塔に上がる13€が高く感じる方は、無理して上がる必要はないと思います。塔に上っているのは、ほとんど日本人・中国人・韓国人でした。私たち東アジア人って観光好きね(笑)
私の中でガウディは「奇抜なデザインをする変わった人」というイメージでしたが、サグラダ・ファミリアを訪れるとその発想力、技術、情熱に心を打たれ、心から尊敬の念を持ちました。またサグラダ・ファミリアの建設を支えたカタルーニャ地方の人々の思いや、建築を引き継いでいる人たちの思いにも心を打たれます。
「観光」というより「美術鑑賞」するがごとく、その細部をじっくりと堪能することをお勧めします。間違いなくバルセロナ旅行のハイライトになりますよ。
バルセロナ一人旅 Vol.2 ~何はともあれサグラダ・ファミリア! 予約編
バルセロナに初めて観光目的で行く人でサグラダ・ファミリア大聖堂に行かない人はいるのでしょうか。それぐらい鉄板の観光スポット、サグラダ・ファミリア。
私の場合もまず初日(バルセロナ到着が夕方だったので、翌日という意味ですが)の朝一番に予定を組み込みました。
サグラダ・ファミリアに行くなら、必ず事前予約しましょう!チケットは当日買うこともできますが、私が朝一番に行ったときもすでにチケット売場には長い列ができていました。いきなり時間と体力をロスすることを考えると事前予約が安心かつスマート。間違いなしです!
予約はサグラダ・ファミリア大聖堂の公式ページからできます。カタルーニャ語とスペイン語と英語がありますが、日本人にはやはり英語サイトが一番いいかと思います。
英語はちょっと自信がないという方にお勧めなのは日本語で手配ができるVoyagin(ボヤジン)さん。
もともと外国人旅行者向けに「茶道体験」とか「相撲部屋の朝稽古見学」などちょっとユニークな体験型ツアーを提供されていた会社ですが、最近は海外のチケット手配も手がけてるんですって。知らなかった。値段も自力で購入するよりは割高ですが良心的な設定なので、不安なく手配したい方はこちらからどうぞ。今のところ基本チケット(大聖堂への入場チケット)のみの取り扱いのようですが、私が実際に行った感想としては基本チケットのみで十分です。
いやいや、「自力で手配したい!」という方向けに公式サイトからの予約方法も詳しく載せておきますね。
トップページからOrganise your visit→Ticketsを選ぶと次の画面が出てきます。私は塔に上がるのが当たり前と思い、一番上のTOP VIEWS(大聖堂への入場チケット、塔のチケット、オーディオガイドがセットになった29€のチケット)を選びました。先ほども書きましたが、大聖堂への入場チケットだけでいいような気がします。
それぞれのチケットの値段の下の「COMPRA」というところを押すと次のページに進み、カレンダーから行きたい日を選び、人数を入れ、入場の時間を指定します。この「COMPRA」、スペイン語で「買う」という意味。なんで一番肝心なところがスペイン語なのかはなぞですね。
*久しぶりにページを覗いてみたところ「COMPRA」ではなく「BUY」に修正されてました*
次にどちらの塔に上るか選択し、同じく時間を選択します。
受難のファサード:Tower on the Passion Facade
生誕のファサード:Tower on the Nativity Facade
あとはクレジットカード決済に進み、決済が終わるとチケットのPDFが添付されたメールが送られてきます。決済、少しだけ時間がかかります。また、審査が甘いクレジットカードだと認証がうまくされないと書いている方がおられましたので、持っている中で一番審査がしっかりしているカードで決済しましょう。
チケットは、私は念のためプリントアウトして持参しましたが、スマートフォンの画面を見せている人が多数派でした。
さて塔(ファサード)を選ぶとき、受難のファサードか生誕のファサード、どちらを選ぶかということですが、正直あまりこだわりどころではありません。
こちらのすっきりしたほうが受難のファサード。
こちらのごちゃごちゃしたほうが生誕のファサード。
生誕のファサードはガウディが生きているうちに完成したので人気があるようで、私もこちらを選択しました。外見は断然こちらが素敵ですが、塔に上がってしまうと外見はあまり関係なく、見える景色もどちらがいいということはないように思います。
ただ一点、受難のファサードはエレベーターで降りることができるそうで、らせん階段をグルグル回って降りたくない方は受難のファサードを選びましょう。らせん階段、思っているより長く目が回ります。
どうして29€のセット券ではなく、入場チケット15€だけで十分と言っているかというと、サグラダ・ファミリアの一番の見どころは塔から見える景色ではなく、やはり大聖堂(バシリカ)の内部と外部だと思うからです。
特に時間が限られている方は、バシリカ内部と外部、そして地価の博物館をじっくり見ることをお勧めします。その辺りはまた本編で力説したいと思います(笑)。
バルセロナ一人旅 Vol.1 ~初めて行くならカタルーニャ広場の近くに泊まろう!
私の場合、旅のプランニングはだいたいこの順番。
1 フライトの予約
2 ホテルの予約
3 滞在地でのスケジュール決定
4 (必要に応じて)観光地、レストラン、イベントなどの予約
フライトは私の場合はJALのマイレージを貯めているのであまり悩むことはありません。直行便が飛んでいなくても、コードシェアや提携で乗り継ぎでき、かつ値段が許容できる範囲であればJALで予約します。
さて、次はホテルの予約。何せ初めてのバルセロナ、土地勘が全くありません。こういう時は先にも書きましたがガイドブックが情報がまとまっているので便利。
といってもガイドブックのホテルページを参考にするわけでなく、全体の地図と空港からのアクセス情報、コンテンツにさっと目を通し、だいたいどのエリアに宿泊するべきか決めます。
今回は次の理由からカタルーニャ広場から徒歩圏内で探すことにしました。
1 空港バスのバス停から歩いてホテルに着きたい
2 滞在2日半を無駄なく銘一杯楽しみたい
3 スーパーやデパ地下でお惣菜を買って部屋でワインやカバを楽しみたい
そして今回選んだのがホテルHCCモンブラン(Hotel HCCMontBlanc)。
ホテルHCCモンブラン - (バルセロナ, スペイン) | エクスペディア
そこそこの値段(今回はダブルルームのシングルユースで1泊10,000円弱でした)、そこそこの設備(お部屋は広くて清潔、一応バスタブもあります)、そして便利な立地。空港バスのバス停からスーツケースを持って歩いても5分、カタルーニャ音楽堂、カテドラル、ピカソ美術館、サン・ジュセップ市場などは徒歩5~10分、地下に食品売場のある百貨店がすぐ近く。一人旅かつ短い日程の旅にはとてもよいと思います。
空港バスはカタルーニャ広場が終点で、百貨店エル・コンテ・イングレスの目の前に停まります。
よくバスを降りるといきなり方向がわからないということがありますが、百貨店が目印になるので迷いません。上の写真でいうと写真を撮っている側(手前側)に百貨店があります。百貨店に向かって右側を道を百貨店に沿うように進み、最初の交差点を右に曲がり少し進むとホテルHCCモンブランです。
ホテルの部屋はこんな感じ。
お部屋はとってもシンプルですが、清潔で、このクラスのホテルとしてはハウスキーピングがしっかりしているという印象です。1日目寒くてクローゼットの中のブランケットを使いましたが、次の日はそのブランケットを組み込んでベッドメーキングしてくれていました。
冷蔵庫がミニバーになっていて、さらにちょっと冷気が弱いのが難点。ただミニバーは動かすだけでチャージされてしまうような構造ではないので、中のドリンク類を出して自分で買ったものを入れることができます。
アメニティは質素。ヨーロッパの3つ星以下のホテルに泊まる時は基本的に持参しましょう。ポケットティッシュも忘れずに(いわゆるボックスティッシュはなく、トイレットペーパーのみでした。またドライヤーが「えっ、これ?」というような備え付けタイプで、あまりパワーがないので、髪が長い方・多い方は海外で使えるドライヤーを持参したほうがよいでしょう(写真はパリのホテルのもの。ヨーロッパの3つ星以下のホテルでは一般的なのかも)。
次も「一人で」バルセロナに行くことがあれば、迷わずここを選ぶと思います。
この「一人で」を強調した理由は、実はホテルHCCモンブランのすぐ隣におしゃれなホテルがあり、一人旅にはちょっと高めですが、ダーリンと一緒ならこちらがいいかな~と。
H10 キュービック - (Barcelona, ESP) | エクスペディア
この2ホテルに限りませんが、初めてバルセロナに観光目的で行くなら、カタルーニャ広場の近くをお勧めします。ほかの地区なら同じ値段で4つ星に泊まれるかもしれませんが、ホテルでゆっくりするためにバルセロナを訪れる方は少ないと思いますので、スムーズなスタートが切れる立地重視で選んではいかがですか。
今さらブログ?今日からブログを書き始めた訳
「そうだ、バルセロナに行こう!」
突然思い立ち、一人旅に行ってきました。
といってもダーリンをあまり長く独りぼっちにできないので6日間だけ。旅行好きの私がなんとなく行きそびれていたバルセロナ。とにかく最高でした。
旅行に行くときは事前に念入りに下調べをするタイプの私。
ガイドブックはもちろん、色々なサイトやブログを片っ端から読みまくっていくうちにある結論に・・・
1 今この時代でもガイドブックは1冊は見たほうがいい
2 細かい情報がほしい場合はブログがいい
ガイドブックはやはりその筋のプロの方が作っているので、もれなくそつなく、全体像が把握できます。旅のプランを立てる際、やはり最初は購入するなり、図書館で借りるなり(私は最近もっぱらこちらです)して、目を通したほうがいいですね。
でも細かい情報、たとえばバス停の具体的な位置、観光地の混んでいる時間・空いている時間、一人旅の場合の食事などは個人の方が書かれているブログが大いに役立ちました。
そういえば、旅行だけじゃなく、料理を作る時もあまりメジャーじゃない料理をピンポイントで探すと個人の方のブログに行きつくことが・・・
「そうだ、ブログを書こう!」
これから書くブログがきっと誰かの役に立つはず、そう信じて今日からブログをスタートします。右に行くか、左に行くか迷ったときに、コンパスのように誰かの道しるべになると幸いです。